7月10日に南校で開校記念講演会が行われました。今回の講師は宇和島南関東同窓会の理事でもある中等3期山本洸大さん。
山本さんは東京大学法学部に進学後、総務省に入省。現在は出向先の石川県庁で総務部財務課長を務められております。
今年から校長として南校に帰って来られた中村校長が6年生時の担任だったというご縁もあり、今回講師をしていただくこととなりました。
天気は晴天、30度を超える暑さの中、全校生徒約700人が体育館の中に集まり大先輩の話に耳を傾けていました。
山本さんが入学した当時、一部の合格者はくじ引きで選ばれていたという話は、今の生徒には驚きだったかもしれません。
講演のタイトルは「できっこないをやらなくちゃ」
「今の皆さんは良くも悪くも失うものはない。だから失敗を恐れずどんどん挑戦して、どんどん恥ずかしい経験をしてください。」と自身の学生時代の経験などを交えながら熱を持って伝えているシーンが印象的でした。
山本さん自身、前期の生徒会選挙では落選してしまい当時は恥ずかしい思いをしたそうです。“34票差”で負けたことは今でも鮮明に憶えているとのこと。
しかし、その経験があったからこそ後期の生徒会選挙では生徒会長に当選でき、今の自分に繋がっているそう。
大変な暑さの中、限られた時間ではありましたが、後輩に対して自身の体験を交えながら語る山本さんの言葉に多くの生徒が聞き入っていました。
文:溝脇一輝 (中等6期生)
山本洸大氏 プロフィール
講師 山本洸大(やまもとこうだい)
略歴
平成23年3月 宇和島南中等教育学校卒業(中等3期)
平成27年3月 東京大学法学部卒業
平成27年4月 総務省入省
令和 3年4月 石川県庁出向、石川県総務部財政課長(現在)
宇和島南関東同窓会理事
演目
「できっこないを やらなくっちゃ」
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